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介護保険サービスを受けるには

介護保険サービスを受けるには、入院中であれば「退院の目処が立ったタイミング」で病院のソーシャルワーカーに、日常生活の中であれば「困りごとが生じたタイミング」で地域包括支援センターに相談する。
介護保険サービスを受けるきっかけは
介護保険サービスを受けるきっかけは、心身の急激な変化(突然の病気や怪我)と緩やかな機能低下(日常生活のトラブル)の2パターンに大別されます。
厚生労働省の「国民生活基礎調査」などの公的統計に基づくと、サービス利用(要介護・要支援認定)に至る主な原因は以下の通りです。
📊 介護が必要になった主な原因
| 順位 | 原因 | 特徴・具体的なきっかけ |
|---|---|---|
| 1位 | 認知症 (16.6%) | 物忘れが激しくなる、同じ質問を繰り返す、道に迷う |
| 2位 | 脳血管疾患(脳卒中) (16.1%) | 脳梗塞や脳出血で倒れ、入院後に麻痺などの後遺症が残る |
| 3位 | 骨折・転倒 (13.9%) | 自宅内や外出先で転び、大腿骨などを骨折して歩けなくなる |
| 4位 | 高齢による衰弱 (13.2%) | 食が細くなる、筋力が衰えて自力で起き上がれなくなる |
| 5位 | 関節疾患 (10.2%) | 膝や腰の痛みが悪化し、歩行や立ち上がりが困難になる |
💡 家族や本人が気づく「具体的な日常のサイン」
統計上の病名以外にも、生活の中で以下のような困りごとが生じたタイミングが実際の申請のきっかけになります。
- 身体のサイン
- お風呂に一人で入るのが危なっかしくなった
- トイレの失敗(失禁)が増えた
- 自力で立ち上がったり、階段を上り下りしたりできなくなった
- 生活環境のサイン
- 部屋の掃除や片付けができず、ゴミが溜まるようになった
- 料理をしなくなり、同じものばかり食べるようになった
- 買い出しに行く体力がなくなった
- 家族の限界
- 同居する家族が「仕事と介護の両立」で行き詰まった
- 老老介護で、介護側の体力が持たなくなった
介護保険サービスを始めるための最初のステップ
何か「おかしいな」と感じたら、まずは要介護認定の申請を行う必要があります。
STEP
相談・申請
お住まいの市区町村の介護保険窓口、または地域包括支援センターに相談し、「要介護・要支援認定」の申請をします。
STEP
訪問調査・医師の意見書
調査員が自宅を訪問して本人の状態を確認します。また、かかりつけ医が意見書を作成します。
STEP
審査・結果通知
申請から原則30日以内に、非該当、要支援1〜2、要介護1〜5のいずれかの結果が届きます。
STEP
ケアプラン作成・利用開始
ケアマネジャーと相談して利用するサービス(デイサービス、訪問介護、福祉用具レンタルなど)を決めて契約します。
介護保険サービスは申請から利用までに約1ヶ月かかるため、入院中であれば「退院の目処が立ったタイミング」で病院のソーシャルワーカーに相談するなど、早めに動き出すのがスムーズです。




